CO2レーザー/アキュパルス
CO₂レーザーは遠赤外線領域にある波長1060nmの気体レーザーで皮下組織中に含まれる
水分に吸収され病変部皮下組織を限局的に蒸散させ、ほくろやイボを除去します。
ほとんど出血することなく安全に除去でき、傷痕も残りにくい治療法です。
エネルギー密度の高いフォーカスビームを高速で動かしながら照射を行う為、
ホクロなどの組織を”綺麗に・早く・正確に”取り除きます。
〈こんなお悩みに〉
・ほくろの除去
・イボ(脂漏性角化症、アクドコルドン)の除去
・目の下のブツブツ(稗粒腫、汗管腫)の除去
・老人性脂腺増殖症の除去
〈フォーカスビームによるスキャンの特徴〉
〈施術の流れ〉
①診察
患者様の希望やお悩みを伺い、最適な治療を提案します。
CO2レーザーの施術について効果・安全性・施術後の経過について説明をいたします。
治療に関して、疑問・ご不安がございましたらご遠慮なくおっしゃってください。
②洗顔・メイクオフ
洗顔して皮脂や汚れを落とした清潔な状態にします。
③施術
決定した治療内容に沿って施術をしていきます。
④施術終了
施術後は鏡で仕上がりを確認していただき、術後の注意点を説明して終了となります。
・施術時間 1か所あたり5分~10分(大きさにより前後します)
・治療間隔 ホクロ再処置の場合は6か月間は空けてください。
・副作用 瘢痕、陥凹など
・ダウンタイム 治療部位はびらん状態になり、1週間のテープ保護が必要になります。
治療後のメイクはテープ保護の上からは可能です。
〈CO2レーザーの副作用・リスク〉
・局所麻酔注射の痛み、アレルギー
・治療部位の赤み:ほくろやイボ除去後の皮膚が治るまでに2週間テープをり、施術部位を覆う必要があります。
その後施術部位に赤みが生じます。赤みが引くまでに1~6ヶ月程度かかりますが、肌質や日焼けなどにより、
期間には個人差があります。
・炎症後色素沈着(PIH):赤みが薄れると徐々に傷跡が茶褐色に変化していきます。
その後数か月で徐々に色素沈着は薄くなっていきますが、傷跡が深い場合や体質によっては数年持続する場合もあります。
・傷跡の陥凹(へこみ)・瘢痕化・ケロイド:傷を乾燥させてしまうと、陥凹が起きやすくなります。
また鼻など部位によって陥凹が生じやすい部分があります。
・再発:若年者のホクロは再発しやすい傾向があります。
再発した場合は状態を見て、一年以内であればレーザーの追加照射を行います
〈フラクショナルモード搭載で毛穴や肌質、傷痕の改善も可能〉
炭酸ガスレーザーアキュパルスには「フラクショナルモード」も搭載されています(炭酸ガスフラクショナル)。
この機能の最大の特徴は、ニキビ痕の改善・毛穴・小じわ・傷痕の改善・毛孔性苔癬(二の腕のぶつぶつ)など
多くの症状に対応し、赤みや色素沈着などリスクを軽減できること。
従来のCO2レーザーに比べ、「剥削モード」が多種類あるため、
「ダウンタイムを考慮した標準的な設定」から「効果を最優先した強い設定」まで可能になりました。
〈こんなお悩みに〉
・毛穴を改善したい方
・ニキビ痕(跡)が気になる方
・深いクレーター状のニキビ痕(跡)が気になる方
・従来のフラクショナルで満足できなかった方
・傷跡、シワ、ハリ・キメを手に入れたい
〈フラクショナルCO2レーザーの仕組みと特徴〉
レーザーにより小さな孔があきます。
それにより、傷ついていない周囲の正常皮膚から、
速やかに創傷治癒が促されます。
創傷治癒の過程で、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸がつくられながら、
肌の再構築がおき、肌がなだらかにかつ底面が
少し持ち上がったような変化を生じさせます。
アキュパルスは、より細かいフラクショナルで
より深い真皮層までの照射が可能になりました。
剥削モードが多種類あるため、ダウンタイムを考慮した標準的な設定から、
効果を最優先した強い設定まで可能です。
〈施術の流れ〉
①診察
患者様の希望やお悩みを伺い、最適な治療を提案します。
フラクショナルCO2レーザーの施術について効果・安全性・施術後の経過について説明をいたします。
治療に関して、疑問・ご不安がございましたらご遠慮なくおっしゃってください。
②洗顔・メイクオフ
洗顔して皮脂や汚れを落とした清潔な状態にします。
③麻酔
麻酔クリームを施術部位に塗布し、30分~40分ほどお待ちいただきます。
④照射
麻酔クリームを拭き取り、肌の状態に合わせた出力でフラクショナルレーザーを10~30分照射します。
⑤軟膏塗布
施術後は軟膏を塗布し、ガーゼ処置を行います。
⑤ホームケアについてのご説明
スタッフより、ご自宅でのケア方法について再度ご説明します。
・施術時間 麻酔30分+施術30分(範囲により前後します)
・治療間隔 3か月に1回程度
〈副作用・リスク〉
・色素沈着、水疱形成、熱傷、瘢痕、陥凹など
・ダウンタイム 治療部位には細かい、ざらざらとしたカサブタができ、
1週間程度(体の場合は2週間前後)で消失します。
治療部位は2週間お薬を塗布していただきます。